捨てたいけど捨てられない物ってみんなどうしてるのかな?
「思い出のものだから捨てられない…」
「大事な人にもらったけど、好みではないので、本当は処分したい」
そんな悩みで困っている、あなたへの記事です。
掃除や片付けのたびに、
「今日は捨てなくてもいいか」ってときありますよね。
そうして先延ばしにしているうちに、あっという間に「片付かない部屋」に……
時間と労力だけ使ってたのに、たいして片付かないと、
もう、全部捨ててしまいたい
そう思うのも無理ないです
思い出の品って、生きている以上増えていくものです。
みんなもっと捨てるの上手だよね?わたし、片づけられない病気なのかな?
そんなことはありません。
実はわたしもそう思っていた一人でした。
でも両親の終活を終えてみると、コツがつかめていたんです。
そのおかげで、今は自分の終活の整理整頓をやれています。
この記事を読んで、あなたも「捨てられない物」の行く先を決められるようになりましょう♪
捨てるかとっておくか決める時間が欲しい人は「一時保管」もおすすめ!
捨てたいけど捨てられない物を捨てるとどうなるかが怖い…捨てる以外の方法は?
思い出の物って、捨てようと思って手にした瞬間、ズシンときますよね。
心はすでにセンチメンタルモードです。
だからまず「これ、捨てちゃったらどうなるの?」って考えるように、考え方をシフトしましょう。
正直、たいていの場合は捨てても何も起こらないし、後悔しないことのほうがほとんど。
でも、手に取った思い出の物を見て、「親やこども、友だちなどの捨てがたい思い出」が湧いてでます。
それを失くしてしまう不安が押し寄せて急に惜しくなるんです。
そして、
「やっぱり取っておけばよかった…」
そう思うのがこわいから、捨てる決断ができませんよね。
だけど、物を捨てても思い出まで消えちゃうわけじゃないですよね。
ですから、片付けの時に見つけてそうなる前に、本当に大事な思い出の物なら、見えて、手に取りやすいところに移したり、使えるものは使いましょう。
ひっぱり出さなければ思い出さないような物は、処分しても大丈夫なものです。
捨てたらどうなる?と考えたら、何も起こらないこと思うことがほとんど。大切なものは見えるところ、すぐ出せるところに置いておきましょう。
思い出の物を捨てるのは風水的によくない?
でも、風水的には、物をむやみに捨てるのはよくないって言うよね?
掃除や片付けで風水を気にする人は多いですよね。
風水で気を付けたいのは「気の流れの滞り」
不用品としてずっと放置されている物がたまっているほうが、風水的には良くないとされています。
家の中にため込んだ不用品のせいで、空気がどんよりしているなら、それこそ気の流れが悪くなっている証拠です。
環境がスッキリしていて、気持ちが悪い人はあまりいませんよね?
大事な物の処分を決めるという気の重い作業をしているので、手が止まるのは普通。
本当に意味のある物だけを残すほうが、風水には一番いいはず。
客観的に見ても明らかに意味がないようなものは、思い切って捨てましょう。
どうしてもスピリチュアルが気になる人は、お焚きあげなど供養すれば気持ちが軽くなりますよ。
放置された物は大事にされていないと物理的にもホコリをかぶったり、ストレスの原因にも。スピリチュアル的に処分に抵抗がある人は供養する方法を検討しても。
捨てられない思い出の品、どこまで残す?
思い出の物を仕分ける必要があるのは分かった!
でも、どこから捨てるか残す線引きをすればいいか具体的に教えて?
たしかに「どこまで残せばいい」のか基準がないと難しいですよね。
私のおすすめは、以下の「3つのポイント」を基準にする方法。
- 本当に思い入れがある
- たまには使える
- 邪魔にならない
「捨てたらもったいない」
「捨てたら申し訳ない」
ではなく、見るたびにホッコリするような物があれば、人にはどう見えてもあなたにとっては宝物です。
絶対に捨てないでください。
また、そんなに頻繁じゃないけど、使うときはすごく役立つ物は、うっかり捨ててしまうと必要な時に買わなければ、なんてこともありえます。
二度と使わないと思うものだけ処分しましょう。
場所も取らないし、手入れも楽チン、残しておいても物理的にストレスが発生しなければとっておいても問題ありません。
この3つに当てはまるなら、残してもOK!
逆にどれか1つでも当てはまらないなら、手放すのもアリです。
明らかにガラクタで思い入れもない、使うことはないと思っている物、大きくて邪魔な物、小さいいけれど、どこにしまえばいいかわからないような物は、捨てる検討が大なものです。
いつも邪魔だなと感じている大きな物や、段ボールの中でごちゃごちゃしているだけの物なら、あなたにとってその程度の物ということです。
ぬいぐるみも「捨てられない物」代表格ですよね。
ぬいぐるみの保管にお悩みの方はこちらもご参考に♪
それでも捨てられないものは捨てなくてもいい
「どうしても、捨てられない!」
そう思ったとしても、けっして自分を責めないでください。
「捨てられない」って思ってるうちは、無理に捨てなくてもいいんです。
その気持ちを大切にしながら、どうやって上手く付き合っていくか考えましょう。
例えば、
- 定期的に見直す時間を作る
- 思い出の品をオシャレに飾る
- 写真に撮っておいて、現物は手放す
こんな方法で、物は減らしつつ、思い出を目に見える形にしておけば、「これはもう手放してもいいかな」って思える日が来ます。
捨てられない思い出の品の5選
ここで、これは捨てにくいでしょ!
という物を5つあげてみます。
- 子供の成長記録(へその緒、抜けた歯、工作、写真すべて、賞状など)
- 亡くなった家族の形見
- 自分の子供時代からの重たい家族アルバム
- プレゼント類
- 記念になる旅行で買ってきたお土産
うわあ…これは捨てにくい!
わたしの場合は、これに加えて、若い頃に買った少し高めの洋服、革がぼろぼろになったブランドバッグ、もう着ない浴衣、など長年とってありました。
次の流行が回ってくるのなんて、いつになるかわからないのに……
だけど、これを読んでいる人の中にも、自分基準で捨てられないものってあるのではないでしょうか?
ということは、自分さえ「もういいかな」って思えたら、躊躇なく捨てられそうな物っていうことです。
これらは、心が決まるまではごみ袋に入れるのを躊躇してしまう物の代表格なので、捨てるるかどうかの判断時、これらの物から始めるのはやめましょう。
捨てたくても捨てられない思い出の物、とっておく方法見つけました
ここで、わたしが実際に試してみて良かった方法をご紹介します。
写真で記録
手放す物の写真を撮っておくと、思い出として残しておく以外にも、捨てた覚書きにもなります。
一定期間保存して、記録がいらなくなれば、そのつど消去してしまいましょう。
思い出も整理できます。
思い出ボックス
特別な物だけ入れる箱を用意して、本当に大切なものを意識します。
特別な物しかいれない!と思って、手入れして、きれいに箱詰めしましょう。
そうすれば何でもかんでも「大切」と振り分けづらくなります。
デジタル化する
iCloudなどのクラウドに保存のほか、プリント不要な書類や写真はスキャンしてパソコンに保存も考えましょう。
作業は時間がかかるかもしれませんが、場所も取らず、探すのも楽チンです。
誰かに譲る
高価な物、貴重なものがあれば、大切にしてくれそうな人にあげてしまいましょう。
家族なら、たとえ「いらない」と言われても怒らないように。
大事に思う基準は人それぞれなので、無理におしつけてはケンカのもとです。
あくまでも喜んでくれる物を譲ることです。
「いらなくなったら処分してね」
と付け足すと、あげた人が将来同じように捨てるかどうか悩んだ時に気持ちがラクになります。
一部だけ残す
アルバムに入れてあるたくさんの写真などは、すべて保存するのは無理でも、大きいアルバムから小さいアルバムに移し替えるという方法もあります。
どうしても取っておきたい大切な物は、自分が管理できる量を、管理できる形で保管しましょう。
捨てられない物をとっておく時に大切なのは「とりあえず」という気持ちは捨てて、自分が管理できるかを冷静に判断しましょう。
保管場所がないときはどうすればいい?
それでも捨てられない!
だけど、家にもう置く場所がない時ってどうする?
それも理解できる話です……!
収納する場所がなければとうぜん物理的に無理ですよね。
でも、まだ方法はあります!
まずは、売る。
メルカリなどのフリマアプリや中古買取専門店を利用する。
ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなるし、欲しいと思ってもらえる人に届けられるのはいいですね。
ただ、売れるかもと思って保管しておいたら、何年もたっていた……なんて経験はありませんか?
すぐに売る行動に出られないなら、安易に売る選択肢を選ぶのはやめておくべきでしょう。
次は、「寄付」
すばらしいことですが、売るよりもハードルがあがります。
寄付も、基本的には新品同様の物が喜ばれます。
捨てる手段のひとつではありませんから、とうぜんですよね。
寄付できるところを探す、など捨てるよりもやること増えるので、物を減らしたいときに考える方法としては、あまり適していません。
そこで便利なのは、「レンタル収納」
家の外に専用の保管場所を借りるという裏技ですね
だけど、それってムダじゃない?金額とかけっこうかかりそうだし、根本的な解決にならない気がするんだけど……
捨てられない大切な物を一時的に保管する、と考えるとたいへん便利です。
しかも最近は、宅配型のサービスもあります。
家から出なくても、必要な時に必要な物だけを取り寄せが可能。
箱に入れて送るだけなので、手間もかかりません。
大切な思い出の品を安全に保管しつつ、ゆっくり考える時間ができます。
コンテナ倉庫を借りるのかと思ってたけど、そうじゃないのね……
家の中で気になっていた存在の「捨てられない箱」が消えるので、もし、それを捨てたとき……というイメージも想像しやすく、本当に必要なのか判断しやすくなります。
まとめ
この記事では、捨てられない思い出の品との付き合い方についてを考えてみました。
捨てられない物をどうるかは、自分の気持ちに正直になるのが一番大切。
無理に捨てなくてもいいし、捨てられない自分を責める必要はありません。
同時に、新しい思い出を作る場所も必要ですよね。
上手な保管方法を見つけて、過去の思い出も大切にしながら、新しい思い出づくりにも積極的になりましょう。
そうすれば、きっと心もお部屋もスッキリして、本当に大切にしたい物がわかってきます。
どうしても捨てられない物は、いちどレンタル収納に預けてみて、考える時間と場所をつくるのもおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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