推しのぬいぐるみが増えて置き場所がない
ゲームやコンビニくじのプライズなど、ぬいぐるみって手軽に手に入りますよね。
クレーンゲームで大物ゲットして抱っこして帰ったときが一番嬉しかった……
そんなに欲しかったわけでもないけど、見た目もかわいいし、手放しにくいものなので、保管や処分に困る……
本記事はそんなお困りをお持ちの方への記事です。
わたしも自分がぬいぐるみ大好きで、ディズニーへ行けば子どもに買ってあげ、推し活でもぬいぐるみを買い……
そんな感じで何年もかけて、ちょっとずつ、ぬいぐるみが部屋を占拠してストレスになってきていました。
でも、少しづつ終活を考えるようになって「モノ」とのお別れや保管の仕方を考えるうちに、ぬいぐるみとの付き合い方もわかってきました。
今回は、思ったより難しい大切なぬいぐるみの保管や処分の方法について考えてみました。
でも、ぬいぐるみを飾る場所も、収納する場所もないと言う人は「おうち以外の場所に収納」という方法もあります。
この記事を読めば、置き場所に困っているぬいぐるみをどうする?の答えが見えてきますよ
ぬいぐるみの置き場所がないときに試したい2つの工夫
置き場所がない!と思うということは、あなたのおうちには、すでに居場所がないぬいぐるみが、収納にパンパン!なんてことになっていませんか?
それならば、まずは今の飾り方や収納方法を見直してみましょう。
飾るぬいぐるみを厳選する
ぬいぐるみって、キホンは見えるところに飾っておいておきたいものですよね。
だけど置き場所がなくて悩んでいるというこでしたら、飾り場所もキャパオーバーになってるはずです。
やるべきは飾るぬいぐるみの厳選です!
飾るポイントはズバリ「今見て幸せになれる子」を置く……です。
たとえば、今ハマっている推しのぬいぐるみなど、見ていて元気が出るぬいぐるみなら、ぬいぐるみも役にたっていることになりますよね!
また、持っているぬいぐるみのメンバーが、サンリオやディズニーなどのシリーズで揃えているなら、まとめて一か所に飾ることで統一感が出るので、見ても「カワイイ!」ってなります。
もちろん、ずっと昔からいる、古ぼけてはいるけど大切な子を飾ってもいいんです。
だけど、汚れ、ほつれなど劣化が目立っているなら飾っておくことで日焼けなどさらに状態が悪くなってしまうこともありますよね……
一生大切にしたいぬいぐるみなら、保管状態を万全にして、箱に入れた状態で保管するなどして、区別しましょう。
飾っておいてもメンテナンスができるようなら、とっておきの場所に飾ってあげましょう。
収納の場所の工夫
おつぎは、収納場所の工夫です。
いきなり張り切って収納家具を買っては、収納自体を置く場所に困ってしまうかも。
まずは、現在の空間を活かした収納方法を考えてみましょう。
壁面にディスプレイ
専用の壁掛けフックをつけたり、シェルフを作って飾る方法もあります。
IKEA・MUJI・ニトリなどのフックやシェルフは女性でも簡単に取り付けができて便利です。
ちなみに、わたしのお気に入りはMUJIの木製フック。
990円(税込み)と値段も安いのですが、見た目もかわいく、耐荷重が2キロもあるので安心です。
大きめの布バッグやネットに入れてつるせば、これで立派な収納の完成です。
賃貸で壁に穴をあけるのがNGでなければ、壁の色にあわせて選べばインテリアの一部になりますよ。
突っ張り棒で作るディスプレイコーナー
100均の突っ張り棒を2本利用して、幅をぬいぐるみの大きさに合わせて並べれば、あっという間に棚板なしの棚板になります。
小さいサイズのぬいぐるみならたくさん並べて置けます。
突っ張り棒が2本あればできるのに、意外としっかり収納になります。
また、壁面収納用品には見栄えがよくて収納力の高いものがありますが、これもわたしは経験上、あまりおすすめしません。
そういうタイプの収納グッズって意外とお値段もするのですが、組み立てて使ってみても、イマイチだったなんて事態になること、経験ありませんか?
使う気になれず、たちまち粗大ごみになってしまうなんて、もったいないですよね。
大きなバスケットや収納ケースなども、ぬいぐるみ以外の物がいつのまにか入り込んでしまったり、足りないからと買い足すはめになってしまいがちです。
そもそも、置く場所がないということは、収納場所にも困っていますよね?
そういう状態で、収納を買い足すのはNG行為です。
うちにも、購入失敗の収納家具を粗大ごみに出すのに一年以上かかった経験があります。スッキリさせるための収納が不用品になって、より片付かないのは残念ですよね……
置き場所がないぬいぐるみは「厳選して収納」
飾れないけれど、捨てられないぬいぐるみは収納ケースに入れるしかありませんよね。
自分にとって「大切」な子はだれ?
収納にIN!なら、ぜんぶとっておくのはダメ?
収納するならあれもこれも……となるのはわかりますが、それだとまた、いつか収納するための箱が必要になります。
そこで、わりとすぐに決められる、捨てないぬいぐるみの基準をお伝えしますね
部屋に飾りたい優先順位が高いぬいぐるみはすでに選んでいると思いますので、選別にはそこまで時間がかからないはずです!
– 思い入れの強いものを選ぶ
– 状態の良いものを優先
この基準で選びます。
ポイントは、収納ケースひと箱など、とっておく量に制限をつけること。
これだけは、ぜったいにやってください!
これをやることで、決めた量をオーバーしないように明確な基準が自分の中にうまれます。
これはキレイだから、忘れられない思い出があるから……
そんな感じで仕分けが上手にできれば、とっておくのに理由ができますし、条件にあてはまらないぬいぐるみをはじくことが簡単にできます。
収納するときのポイントは?
部屋に飾りきれないけれど、残すことにしたぬいぐるみは、収納ケースに入れて、きちんとした保管をしましょう。
保管方法は以下の3つ。
1. 真空パック収納
真空パックならコンパクトになりますし、 防虫・防塵効果も期待できます。
重ねるとズレやすいので、真空状態にしてそのまま重ねて押し入れにGOではなく、段ボールなどに入れましょう。
2. 収納ケース活用
透明ケースに入れるなら、透明ケース。
ぱっと見でどんなぬいぐるみが見えれば、探すときに便利です!
湿気対策として除湿剤や防虫剤を入れて虫の温床にならないように気をつましょう。
ぬいぐるみの置き場所がない…「厳選して手放す」には?
さて、収納する判断にも漏れたぬいぐるみは残念ですが「処分」。
でも、収納からあふれてしまった…けど、捨てられない!と思ってしまったら……
そんなときは本当に困りますよね……
そのときは、スマホ等で写真にとってから処分しましょう。
写真を撮るときは、思い出を別の形で保存!と思い、写真に撮ったらすぐに捨てます。執着しているのは物ではなく、小さな思い出のはずです。画像に残しておけば、思い出は消えません。
置き場所がないのに、なぜぬいぐるみを手放すのは難しいの?
ぬいぐるみは、人や動物も模した物です。
つまり、ダイレクトに見た目が心にうったえかけくるんです。
捨てないで……
そんなふうに悲しそうな(ように見える)物を、ごみ袋に入れるのに抵抗を感じるのはあたりまえの感情です。
あなたが優しい心を持っているからこそですが、それではこの先片付けのたびに苦しむことになります。
あまり深刻にならず、軽い気持ちで手に取ってみてください。
大切に扱われないけど、捨てにくい、という程度の気持ちなら、ぬいぐるみにとっても不幸です。
ぬいぐるみも本来は無機質な物にすぎないこと、と理解してみれば執着がスッと消えることがありますよ。
ぬいぐるみ、それでも置き場所がないときに試したい方法
そこまでしても、
ぬいぐるみの置き場所がない!
やっぱり捨てられない!
それも人それぞれなので、しかたないですよね。
でも、まだ方法はあります!
供養する
どうしてもごみ袋へ入れるのに抵抗がある場合は、お焚き上げなどに出しましょう。
たとえば、人からのプレゼントや何気ない日常の思い出など、ごみとして扱うのがどうしても…と思うなら、お焚きあげはおすすめの方法です。
フリマアプリで売る
あなたが捨てられないぬいぐるみが、意外と価値があるものなら、フリマアプリで売る方法もあります。
レアなものなら予想以上のお小遣い稼ぎになるなんてことも。
また、一般的には価値がないものでも、誰かには特別で貴重なものかもしれません。
状態が良いぬいぐるみなら、フリマアプリに出してみてはいかがでしょうか?
実家に一時保管?
いいや!とりあえず実家に送っちゃおう~!
……というのはおすすめできません
というのも、これから本格的に終活が必要になる可能性が大きい「実家」になんでも保管しておくと、「実家じまい」のときに余計に大変になってしまうからです。
わたしも自分の小さい頃の思い出の品を両親がとっておいたので、実家じまい、本当に大変でした
どうしても実家に置くしかない、というときは、
- 定期的に保存状態を確認
- 実家においてまで必要なものかどうか
を、できるかどうか考えて判断してくださいね。
ぬいぐるみを大切に保管できるサービスを利用
最後に、上記の工夫をしても置き場所が足りない場合の対処法です。
宅配型のトランクルームを利用して、おうち以外にぬいぐるみを収納する方法です。
宅配型のトランクルームは、ふつうのレンタル収納と違って、段ボールひと箱、月々200円程度から荷物を預かってもらえます。
ぬいぐるみの他にも、コンパクトなサイズのおひなさまなど、一年に一回しか出番がないものと一緒に保管してみるのもひとつの方法です。
宅配型トランクルームのメリット♪
- 温度湿度管理された環境
- セキュリティ面も安心
まとめ
本記事では、置き場所に困っているぬいぐるみをどうするか、飾る、収納、保管、処分についてご紹介しました。
- 飾る場所を工夫して見せる収納
- 収納方法は状況に応じて選ぶ
- 思い入れの度合いで優先順位をつける
- 専門サービスに頼る
ぬいぐるみは手に入りやすく、捨てづらいので、収納に困りやすいアイテムです。
それでも工夫をすることで、愛着のあるぬいぐるみを飾ったり、保管することをあきらめなくても大丈夫。
大切なぬいぐるみとの付き合い方は人それぞれ。
自分の価値観に合った方法を見つけましょう。
思い出は大切にしながらも、快適な暮らしも保っていきたいですね♪
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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